こんにちは。右田です。
今回はちょっとみかんの話から逸れてしまいますが。
私は現在、熊本県が強力にバックアップする「くまもと農業経営塾」という農業経営塾に令和元年度の10期生として、参加させていただいています。
この経営塾は、現パナソニックの創業者である松下幸之助が晩年に私財を投じてつくった「松下政経塾」の思想をベースに、
農業県である熊本の、農業界の未来を担うリーダーを育てるという目的のために創設された、蒲島知事肝いりの経営塾です。
つい先日、最後の講義を終え、残すは3月に控える長期事業計画の発表のみとなりました。
私はこの経営塾で非常にたくさんの学びを得ました。
そしてこれからのことを想像するともうワクワクがとまりません。
この講義を受けるには、面接も必要で、そもそも募集要件のハードルが低くないこともあって、
ここに集った仲間たちはやはり「並」ではありませんでした。
6万7000人もいる県内の農業者の中で、たった約20名の意欲ある若手農業経営者さんたちです。
でもそんな彼らも悩みや苦悩を抱えていて、迷いながらも日々奮闘を続けています。
誤解を恐れず書いてしまうと、彼らは地域でもきっと浮いちゃうんだと思います。
でもそんな特異なリーダーたちが一堂に会すると、何かが起きそう、何かができそうな雰囲気がありまして。
でも私にとってはそこが、とても居心地よかった。
そう感じている同期も少なくなかったはずです。
これもある種、多様性というやつなんでしょうか。
だとしたら、多様性は可能性にしかみえません。
一緒に学ばせていただいたことへの感謝の気持ちと、また確実に力をつけたみんなの活躍が、本当に楽しみでなりません。
農業の未来は思っていた以上に明るそうです。