右田柑橘が取り組むサスティナビリティ

こんにちは。
梅雨も明け、毎日炎天下の中、バテバテの右田です。

今年も暑いですね。
また昨年のように、ここから雨が少なるのでしょうか。

もういいよ!ってほど、雨が降ったり、
急にパッタリと雨が降らなくなったり、
作物を育てる農家からすると、これがなかなか大変です。

植物も生き物ですから、あまりイレギュラーな天候が続くと調子を崩してしまいます。

人間と同じですね。

さて、以前から持続化という言葉について書くと何度か書いていましたが、今回は少しだけ。

少し前から、持続可能なというワードがよく目につくようになりました。
続く言葉は社会であったり、環境であったり。

また、このコロナ禍で、企業などに経営を持続してもらうための施策なんかにも持続化~とよくつきます。

持続化とは一体なんなんでしょう。

この混乱の中で決断すべきことはたくさんありますが、

指針やゴールをある程度示しておかないとやはり判断も難しい。

またこれは私見ですが、逆に持続させない方がいいこともあると思います。

淘汰というと、なんだか寂しい気もしますが、そういった判断が必要なこともあるんじゃないでしょうか。

今まさにそんな時期に差し掛かっているんだと思います。

さて、

農業、食に携わる私たちにできることは、生産であったり、環境負荷への配慮、もしくは経営上の課題であったりしますが、

私たちのような自然派の農家たちは、
実は以前からこれらに取り組んでいたりします。

右田柑橘では安全なミカンをお届けするために、薬剤はほぼ使用しておりませんが、これは環境にもあまり負荷がかからないという面もあります。

そしてさらに、その素材すべてを活用できるという利点も。

当園のみかんワインだってそうです。
本来であれば難しい、皮ごとまるごと搾るということを可能にしています。

そして摘果ミカン。
今まさにその作業中なんですが、
サイズの小さい間引いたミカンなども同じ天水町の事業者さんへ青みかんパウダーの原料として供給しています。

※青みかんパウダーについてはこちらをご参照ください
「元祖あおみかんパウダー」と「ハバネロ調味料辛司」のはばねろ工房 https://habaneroshinshi.shop-pro.jp/

こういった小さいものをいくつか間引いて、
残した実を大きくします。

本来であれば捨ててしまうところですが、しっかり活用しています。

そうです。今、右田柑橘が目指しているのはここなんです。

生産したみかん、そのすべてをお客様へ届ける。

せっかくこの世に生をうけた?ミカンたちを、ただ土に還したりなんかさせません。

まずはこれをひとつの大きな目標としています。

フードロスとは、また少し意味合いは違いますが、

こんなに美味しくて、身体にも良いみかんに捨てるところなんてありません。

アイデア次第でまだまだ、色々なことができそうなので、今後も新たな取り組みにチャレンジしていこうと思っています。

美味しいものを作るだけでいい時代は、たぶんもう終わりました。

美味しいのはもちろん。

どういう想いで、

どういう考えで、

なにを願って、

なにを目指して生産しているのか。

それを伝える必要性を強く感じています。

みかんでみんなを笑顔にしたい!
生活に役立ててほしい!
みかんで社会に貢献したい。

そんなビジョンを描きながら、

はやくも夏バテしている右田でした。

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