ワインを造ろうと思ったきっかけの話 #3

(過去にSNSに投稿した内容を再編集して掲載しています)

アイスワインとの出会いから数ヶ月後、

カナダ西部でワイン産地としても名高いオカナガン地方を訪れていました。

この地で見たブドウ畑は圧巻。

こんな荒地で栽培するものなのかと。

ずっと先の丘まで広がる傾斜を巧く利用したその畑の葡萄たちからは、自信のようなものまで感じられました。

雨の後だったのか、少しだけ霧も。

その畑は本当に本当に美しかった。

独特な空気感。

同じカナダでも、地域によってやっぱり少しずつ違って

土を見て、気候を知って

きっとここでないといけないんだろうなと、

当時なにもわからない私でもそんな風に感じるように、

景色そのものが説得力を持っていました。

その後、ふと立ち寄ったお土産屋さんで店員さんに熱く勧められたアイスワイン。

後々買っておけば良かったと悔やむ事になるワイン。

この時の財布事情は、理由あって非常に苦しかったんです。

カナダ$が米$を超えてしまった歴史的瞬間に、私は日本円で旅をしていました。

この時の景色と、空気感は今でもしっかり覚えています

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